<3060>「社会と本音」

 他者は身体だけで、

 まったく話したいこともなく、

 興味もなく、、

 という本音を、言って、

 どうやって社会をやると言うのだろう、、

 自分を偽るな、

 素直にならないと、

 のちのち自己嫌悪に陥り、

 その場から消えたくなる、、

 それは体験的に分かる、

 では、

 本音を言って、

 すっきりさせたとして、

 その後どうやってその場所で、

 社会をやると言うのだろう、、

 

 何も訴えず、、

 いなくなるために、

 着々と準備をして、

 しずかにいなくなる、、

 それは、

 あまりに冷たいことだ、、

 人に傷を残すことだ、

 それはよく分かる、、

 私は怒るとそれをしようとしてしまう、、

 そんなに、

 すぐ変われる訳ではない、

 私は身体以外の他者と、

 いずれ出会うことができるのだろうか、、

 訳の分からない状態で、

 しずかに呼吸をする、、

 

 話したいことが、ないのも、、

 そもそも、

 自分ひとりで進めたいことはあっても、、

 共同社会内で、

 何かを構築したいという気持ちが、

 少しもないからなのだ、、

 保険や、

 積み立ての話や、

 結婚や、

 人生設計全般に渡ることが、

 リアリティを持って現れたことがない、

 この欠如はおそらく小学生ぐらいからずっとだ、、

 なにも興味をもてない、、

 この身体以外のこと、

 身体の揺れにだけ注目し、

 あとのことは見つめていない、

 なんていう本音を、

 出してどうなるというのだろう、、

 これらについて、

 何も考えていないどころか、

 まったく自分からは遠いものだという気がする、

 というのを、

 言ってどうやって社会をその後、

 やったらいいのだろうか・・・