にじむにあたり、、
よくそのなかごとを見つめて、、
あなたばら、ともども、や、ひとつの声を掛けてくれろよ、
私は駆ける、、
どこぞへと行くのに情という気分はさっと波を引き、、
私は、
白い塊としてそこここを駆ける、、
そこで自身時刻から剥がれ、
なにようと、なにようと言いながら、
わたしはその勢いを受け、、
速度を落とし、にじませる、
ずっと先の方へにじんでいくものらだ、これらの、、
ひとつひとつを得、
ひとつひとつを区切り、、
私は、ここにきこえる、
なあその晴れる、、
晴れてそのなかざまへ私の肌、、
たれた、たれた、、
どこから挟まりあって、順にふるえて、、
続く、
この道のさきさそう姿に、、
私は、うんと返すぞ、
ね、この姿が本当にどこまでもどこまでもあります、、
なるほどね、
私は持続なのだった、、
瞬間瞬間に熱がはいる、、
そのような姿なのだった、
あれは揺るぎを遮り、
あれはざわざわする、、
あたしはそこを通過したのを分からなかった訳ではないのだよ、、
なにかなにか、、
はらはらとした線、網の数々が、ここへ、、
しずかにのびてきたらしいのだよ、
きこえているのかしら、
私は結び、眠る、
ひとつの形になる、、
ここをさらに掘っていく人、、
何かに憑かれているのだろうか、、
何かに憑かれなくなったあとも、
育てていくことにしている、、
私はじりじりとここへ溜まり、
変化もないと簡単に考えてしまうところにこそ、、
じりじりといることを求めた、、
あなたは穴の中へ、
少しずつ響きを立てて、、
そうだ、音響だ、、
これに従事するあなたは、なにかという問いは、、
この光景のなかに紛れる、、
あたしはただもう少し、もう少し前へ、、
ひとつを、次のひとつを、という、、
あのなにの変哲もないと思われる作業へ、、
自己をとかしていくだけなのだった、
この苦しみがほしいとはなにだ、、なに、それもまたひとつの快になり、とける・・・