分からない、
何故粒がこのような形で生まれ、
溶け、
混じり、方向もなくなるのか、、
身体を放り出し、
そこで次々にものもたくらまれているのか、、
何事へ何事へ当たる、
私は静かな視線のなかにはいり、、
間近で点滅するものをただにおさめた、、
おい、息が入り、、
なぜか、私が知らないところで、、
あなたがあなたになって生まれてから、、
もう幾年も経つのに、、
ここはただの平面だ、
私が立ち、、
あなたが視線を寄越す、、
この平面だ、、
私はなおもだらだらと時間のなかへ溜まり、、
その細い表情へ、
ひたすらに粒の紛れてく、、
わたしはその流れもうたい、
わたしはその流れのなかに止んだ、、
、、
点で、僅かに、見ていた、、
今私の呼吸などもひそかに揺らぎ、
その正面へ、、
身体が垂るその正面へ、流れ込む、、
私は身体とひらいてそこを見ていた、
ひとつひとつの声のなかに生まれ、
揉まれて、溢れる、、
あたしはその液の中に溶け、、
かわき、、
にじんだ跡を残して、、
当たり前に表面をそれぞれの風に打たれている、、
私は何処か、、
身体が回転し、
もう微量時へ、次々に存在が渡る、、
私は止まって、その流れを見ていた、
ひとつに違いない音を、
何度も、何度もきいていた、、
なにか、明かりのなかに、
私は振動して、、
なにひらくひらく、ひらく、、
あ、ちょっと容れない、
ちょっとあなたの表情が、真っすぐに差し、、
私は絡まっていた、、
渡されて、絡まっていたから、、
そこへ、順に、順に、漏れて来た、、
漏れて来たらば身体をあらわに、
あ、(そういえばそう・・・)
あ、静かになる、、
これから、からんとした明かりのなかで、、
当たり前に静かになる、、
私の様相を、そこに見留めて・・・