白くあわが立つとそのなかほどに、
微量になって生きていたものが立ち上がる、
私は呉れる、
この粒になって、、
ひとつの身体を、ひとつに呉れる、、
どうどこ、
どうどこへや、
どうどこへやらか、分からんが、、
呉れていて、、
方途が、無数にざわめき立ったあと、
消失して、
静かな日の中にすっくと立ちほうける、
私は自分の糸をとく、
といて、、消えてしまう、
消失したあとの白い日に、
名残りだけが揺らぎ、
私など、そこの、香だけを頼りにする、、
離れて、、
こちとらの音も、
あちらほどの匂い上がる為方なども、
順次無音、無振動になり、
じいとただ目を据えているだけ、
かたまるでなし、
音のせない揺れを繰り返しながら、
こちとらを目掛けるだけで、、
その方途の一切、、
手繰られる糸の一切が、、
ぼうと細かいパアツのなかへかえる、
私は無音の日を待っている、、
待ちほうけて、
白みがかった声が加わると、
おうい、、
おういとまた畳まれていたものがこちらへひらきかかり、
順次垂れ込んでいく、、
交わしかた、、
びんと張り、、そこを、思う通りに響かせることの様々、
諸々が、、
上手く伝わり、、
私は背後だか、
底方だかに、
静かに視線を呉れていた、、
かける日の、かける、
新しい皮膚が、
外からも加わり、、
順次、沈み込んでいく、
沈み込んでいったものが、順次、跳ね返ってくる、、
どうどこ、
どこへやら、、
分かりはせないまま、、
立ちほうけたいちにんを、、
私に呉れろ、
呉れたら、、
また新しい皮膚を見せたげる、、
どうなものやらか、は、さて、さて、なんともな、、