それだって同じ空間にいるのだから、、
会う、会ってあたりまえだと思うので、、
何も驚きはしない、、
それも怪訝、、なんとも怪訝そう、、
少し驚いたりしてみせた方がよいことだ、ぐらいは、、
小さく考えたりもするけれども、、
めまえにひとつの木がすっぽと立っていたって、、
それはなんだい、
あたしは同じところへいるんだから、
当然そうじゃあないか、
なんて、、 ちょっと怪訝、なんていうと怪訝で、
なんぞというと私は徐々に徐々に波が行き通る場でございました、
それはもう繁り、繁り、繁りました、、
なんていうのも、、
少し激しいぐらいで、、
粘りついた粒の、あちこちが、いくど、いくど‐ともなくさわがしい、
その流れに乗る、
流されたままでいるの身体たち、、
美しい響きをいっさい立てながら、、
流れてゆくのか身体たち、
私は心底から不可思議と思った、、
・・・
丁寧に夢を見つめ、
同じようにして眺む木、
すっぽと立っているひとつの、、!
ありえるらしく、、
同じひとつの場じゃないかえ、
あたりまえさ、、
なんぞというと少しけだるそうに、、
ひと振り々々々々 を緩慢にくれて、
流れてうたう、
なんだ、 かげに映り合わされて、、
しぼむかえ、 冗談を混ぜて、、
身のいくらかのそよぎ方よ、
身体がはらわれてく、
身体が柔軟にはらわれてゆくと、ゆくよ、、
上手く馴染んで、気も良さそうに、
怪訝そうなそぶりも流れて、、
ひとりでうたう、、
身体を、 いっさいの濃淡を、 彼の波のうちかたを、、
ひとつのところで眺めて、
ややあって、、ぽお、、・・・と立っている、、
なんぞというとささうものがあり、、
私らだっていくらもつづく地面へささっているのさ、、
ただなにもひきずらないで、、
ちょっと試みに触れている程度だがや、
それらが、、
散じたあとのだだ広い風の領分の ちょうど心底を占め、
一等濃ゆく、、
流れたままの姿で居る、