コノヤロウ、死ぬほど寝てやるぞ

 うう、もう朝か・・・。 さっき寝たばかりのような気がするぞ・・・。

眠い、眠たい、眠すぎる。睡眠不足は明らかだ。

起きなきゃダメか? 起きなきゃいけねか? ダメだろなあ・・・。

休んじゃならねえ、いかなきゃならねえ。

「コノヤロウ、帰ってきたら死ぬほど寝てやるぞ・・・」

 それ楽しみに、仕方がねえから、メシ食って、顔洗って、歯磨いて、手洗い済ませて・・・。

 ってあれ? 眠くねえなオイ・・・。目ぇ完全に覚めてんじゃねえか。イヤ、いいけどさ、いいけどね。 俺ぁ、帰ってきたら死ぬほど寝てやんのを楽しみにしてたんだからよ、そんなにスッキリ目ぇ覚めなくても良いだろうによ・・・。ま、良いや。どうせ帰ってきたら眠くなんだろ。

 

 ・・・帰ってきても眠くなんねえよオイ・・・。もういいよ、返ってこいよ。死ぬほどの眠気を戻してよ・・・。

 なかなか眠くなんねえから、もう夜中じゃねえか・・・。明日また早えんだよ。もう寝るよ、寝ますよ、眠ります。

 ・・・うう、もう朝か・・・。眠すぎる。起きなきゃいけねか? ダメだろなあ・・・。

「コノヤロウ、帰ってきたら死ぬほど寝てやるぞ・・・」