特別忙しくするか、暇にしてしまうかはその人の取る考え方、態度次第なのに、何故、暇を満喫している人に対して、忙しなく動いている人は文句を言いたくなるのか、赤の他人なんだから暇にしていたって関係ないのに・・・、ということを時々考えて、以前にもそのことについて何度か書いたと思いますが、その、以前に書いたことに加えて(すいません、以前に何を書いたか忘れてしまったので、何を書いたかの振り返りは省きます 笑)、
「相手が自分のリズムと異なるという、ただそれだけでイライラすることもある」
のではないかと思うようになりました。
例えば、私はセミが嫌いなのですが、セミが嫌いなのは、セミの繰り出すリズムが、人間の繰り出すリズムに比べて、スピードが明らかに速く、また、動き方なども、人間の動きに比べるとより不規則的な為であるからなような気がするのです。
反対に、リズムが遅い場合でも、例えばゾウが歩いている時のリズムなどを見ていると、嫌いだとは思わないまでも、なんとなくイラッとくることがたまにあるように思います。
そして例えばライオンやトラなどの歩くリズムを見ている場合などは、人間の歩行のリズムに近いところがあるからなのか、セミやゾウなどを見てイラッと来たのとは対照的に、不思議と、歩いている様を見てイラッとくることはないのです。
今、これら動物などの例をざっと挙げてみましたが、比較的リズム感覚が近いと思われる人間同士のことであっても、
「忙しく動きまわる人」
と、
「ゆったりと動いている人」
との関係では、激しいリズム感のズレが起きていますから、同じ人間であっても、リズム感の大層な隔たりを感じられて、それだけでイラッとすることが、リズム感の異なる虫や動物と遭遇した時と同じように、あるのではないかというふうに思っています。