一滴が、ざわざわと、柔らかい香りのなかに落ちた。 暗い時間だった またしても落つ と思われて、いつまでも、一滴以上にはならない 完璧に停止と見える 妙な水色の生命 水色の液体につらりつられ、つられて揺れて 草食体は見ている 動植物体は見ている 青い…
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