2019-10-30から1日間の記事一覧

<1125>「また鐘、踊りの隙間」

透明な行方。 明るみに出でた日、ひとりのそばへ。 絶えず被さり、絶えずつぶやいている。 おおでを振り、一切語らう。 その沈着。 日の後ろへ隠れる。 一切はとけ、紛れもなくたゆむ。 日の後ろへ姿を隠す。 陰々と音(おん)、音(おん)おとだらだと歩む…