いくらかの片側。そこは名付けた通りの角になっている。人々が、なにやかやがやがやと現れるだけ、一向にあちらを見ない。要するに、どこへ向かって流れ出せばいいか、分からないままで順番に歩き出してしまったのだ。 どこへ行くの、さあ。ならば、どこにあ…
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