ひとつの火を取る、、
これはこれで私は興奮し、、
その他の絵のなかからも、
あたしは生まれる、
単純な声がする、、
生まれた場所に還って、、
何かを伝えようとする、
一筋の言葉が漏れる、、
ア、
あんなに響きって、
遠くまできこえるものなのか、、
私はステップをし、、
小さく声を掛ける、
その場に、少し弾ませるような形で、、
順にここへ、きこえさせていく、
ア、緑、、
順次染みて、
私は太陽のマムコウで、
いくつも揺れているだけのことなのだ、、
ナ、
いくつもに畳まれた声を、、
その厚みのなかで、
安心して眠る私を、、
あなたはなんと言おう、
私は、
小さな色に分かれて、
ここへ合図をする、、
ものが遠くへ伝わってくるものと、、
ひとつひとつ言う、
あなたはてのひらを見ますか、
てのひらからこのサインが出て、、
あなたの方へたおれてくる、
なにだ、
細い線を動かして、
ここにきこえる人々、、
どこから来た、
次々に場所を映していく、、
あたしは手を向ける、、
そこに時間が移る、、
私は昼間、
太陽を、全部吸い込んでしまって、
ある途方もない考えをもらした、、
ここにはあなたしか生きていない、
ん、そんなことはないでしょう、と思って、、
身体をまた太陽に近づける、、
近づけても、
私は発話体ではないですよ、
という声が、、
この地面に跳ね返ってくるのだ、、
じゃあなにだろう、、
身体ではないのだろうか、
私は考えた、、
エネルギイはエネルギイで独自にほうけて、
細い道の上で踊っている、、